ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
着物で映画へ。
2008年 02月 28日 (木) 23:59 | 編集
一歩一歩、春の気配が濃くなってくる今日このごろ。
そうなると、まとう着物もできるだけ明るいものを、という心もちになってきます。
……が。茶系にふらふらと引き寄せられるワタクシ、明るい色のものは現状、
ほとんど持っておりません。
そこで登場するのは、昨年の今頃でしたか、初めて店舗で購入した
リサイクル着物です。
旧・「古布あおき」(現・「きもの青木」)の店頭で、トルソーがまとっていました。
吸い寄せられるように試させていただきましたっけ。……思えばこの頃からすでに、
南国の織物にめっぽう惹かれる体質があらわれていたのですね。
02270805 (着物2年目 第5回目)

渋谷に映画を観に出たこの日。ちょっと照りのある琉球紬の着物を、
手持ちのものでカジュアルダウンさせられないかと、ない知恵を絞りました。
とりあず、綿帯に文鳥帯留をあわせ、春らしさは菜の花色の帯揚で演出した
つもり……、ですが、結果的に意図が果たせたかは、ちょっと疑問。
(いや、かなり疑問) 

映画のほうは楽しめました。
「人のセックスを笑うな」。20歳年上の美術講師ユリ(永作博美)と恋に落ちる
画学生みるめ(松山ケンイチ)にフォーカスを当てた恋物語。
配役がぴたりとはまって、恋に落ちていく短い瞬間のきららかな想いや、
恋愛真っ最中の気恥ずかしさ、もどかしさ、荒々しさ、といった感覚が、
体の奥から沸きあがってきました。
こんな日も、あった。と、ひとり頬を染めてみたり……。
思うに、これ、洋服向き(ってなんだよ)の映画だったかも。
着物なら木綿だったかも、な気がちょっとだけします。でも、持ってないし。

この映画、井口監督の趣味(だと、たしかパンフレットに書いてあった)で
ロバが出てくるのですが、その子をモチーフにした土産物、もとい、グッズが
売られていたので思わず購入。手ぬぐいですよロバ柄の。しかも草色。もぐもぐ。
robatenugui 原作(山崎ナオコーラ著)も読みたい。
スポンサーサイト
集中4.5時間
2008年 02月 26日 (火) 23:58 | 編集
〆切目前だというのに、ついつい、出かけてしまいました。
大山キモノ ちぇらうなぼるた」の着付け教室、このコピー↓にぐっときて。

ご自分の「衿元と帯位置」の「おさまりどころ」 本当にわかっていますか?

真っ向から聞かれてしまっては、観念して「いえ、わかってないと思います」と
呟かざるを得ないのです。
母からの伝授や、和裁教室でのワンポイントレッスンを受けた以外は、もっぱら本に
頼ってきた一年間。このあたりで一度、プロの教えをぴしっと受けておこうかと……。
そんなわけで、14時過ぎからおよそ4時間30分、みちっとご教授いただきました。
講師はパワフルで明るい小林布未子先生。
明朗闊達なきもの理論にきもちよく笑い、おおいに頷き、そして学び。
話の中に、藤原不比等まで出てきてしまうのですから、面白い。
紋の意味、帯の上下の話、左前のわけ……、等々。
歴史をふまえて着物に臨む──、それも楽しみながら、という
小林先生の姿勢には、おおいに共感できました。

「衣紋は肩で抜く」、とは目から鱗。
emonnnuku

この日着て行ったのは、昨年の京都着物旅で、あり得ない安さで入手できた
久米島紬でした。たぶん、注文流れの現代モノ……?(憶測)
そういう品だけあって、わたしのサイズより一回り以上大きかったりします。
身丈はらくらく10cm長く、身幅も前・後ろとも、かなり広い。
これを手早く美しく着るコツを知りたくもあったので、あえて着て行ったのでした。
「こことここがポイント」という点を指摘していただき、おおいに納得。
あとの問題は、教えていただけたとおりに着られるのか? という点だけです。
なにしろ、先生である小林さんでさえ「毎回、(仕上がりは)ちがう」と
おっしゃっておられたほど──。
体調や気分、天候や環境にも左右されるのだから、致し方ないところでしょうか。
02260508 室内で撮ったものしかありませんが、このコーディネートで
出かけました。帯揚の色を褒めていただいて、嬉しかったな。(笑)
合わせた帯は、昨年、「花邑」で入手した帯。もとは着物だったそうです。
やまもも色の紬地、着物であっても惹かれただろうな。(2年目/第4回目)

ほうきに、はりみ。
2008年 02月 25日 (月) 23:36 | 編集
houkitoharimi

白木屋中村傳兵衛商店」の、その名も「掛け不精ほうき」と「はりみ」。
ちょいと見えづらいのですが、箒は柄のところが傘のように掛けられる
手になっています。
はりみとは、和紙に柿渋を塗ったもので、ちりとりの原型だとか。
「実が入る」とかけて、縁起物としても使われるそうです。

このセットを和室のカーテンホルダーに掛けておいて、ささっと掃くのが
ちょいとした楽しみになりました。
頭の片隅に、しばわんこの掃除姿を思い浮かべながら……。(笑)
「宮廷のみやび──近衛家1000年の歴史」展
2008年 02月 20日 (水) 20:51 | 編集
上野は東京国立博物館へ行ってまいりました。昂奮しました。
戻ってみたら、なにやらぐったりしているので(まるで子ども(笑))、詳細はまたいずれ。
とりあえず、本日のためにと思ってつけた、染帯写真を載せておきます。
展示とはまったく関係ないのですが、東海道五十三次に出てくる
宿場町を描いた帯で、なんとなく「気分」だったのです。

本日のコーディネート:アンティーク着物店「灯屋2」で手に入れた、古い結城紬+染め帯
+丸ぐけ。上に別珍コートを羽織りました。根付がわりに、しばわんこホルダーを……。
edohuzeisibawannkonetsuke (着物2年目 第1回目)
もうすぐ、桃の節句。
2008年 02月 19日 (火) 00:01 | 編集
本日は「雨水(うすい)」。
二十四節季のひとつで、立春から初めて雨の降る日、冬から春へと移り変わる日、
と伝えられます。雛を飾る日、とも言われるこの日。
もうすぐそこに、桃の節句が見えています。
ohinasama
この二人は、ずいぶんと前に、初めてじぶんのために手に入れた雛人形です。
当時は会社員で、心身ともに疲れ果てている時期でした。
会社帰りでしたか、銀座駅構内を歩いていて、小さなショウ・ウィンドウの
前で足がとまりました。そこだけほんのりと、春の光が射しているようでした。
以来、毎年このお雛様は、私の心に柔らかな灯を点しつづけてくれています。

ところで、お雛様を飾るとき、男雛と女雛、どちらを左側にしよう、と迷うことが
あるのですが。今年は、なにげもなく「左手に男雛」と飾りました。
平安時代の古典関連の仕事に多く携わった昨年来、あたまの中に
「左が上座」の知識が居座っていたもので……。

調べてみると、明治時代以降、西洋化が進み、洋装の天皇陛下が洋式を取り入れて
皇后陛下の右手に立たれるようになってから、男雛を右手に飾るのが一般的に
なったようです。
関西ではいまも、男雛を左手に飾るところが多いとか。

仕事のおかげで、伝統や古来の作法に触れ機会が増えた、このところ。
せっかくなので、今年は古式にのっとって飾ります。
丸一年。
2008年 02月 18日 (月) 13:07 | 編集
生まれて初めて、ひとりで着物を着て出かけた日から、丸一年がたちました。
本を見ながら、2時間近くもかかった着付け……、ぶざまな背中を羽織で
隠して、意気揚々と出かけた、あの鼻息の荒さもなつかしく。
戻ってきたときは、鼻緒のあたる指が、疼くように痛みました。

その後もとにかく、習うより慣れろとばかり着ては出て、気がつくと
年間で73回、着物で出かけていました。
着物仲間のMさんと、初の着物旅も敢行。
京都まで着物で行き、着物で過ごし、また戻り。
小雨もようで始まった旅でしたが、なんの支障もなく、思いきり
着物三昧な旅となりました。

そんな着物初心者の事始一年目。楽しくもあり、学ぶこと多くあり。
ふだんにも着てみて、洋服と比較して不便なところも知りました。
けれど、不便さを押しのけてあまりある魅力も体感しました。
やわらかく体を覆う、一枚の布のやさしさ、芯をしっかりと
守ってくれる帯の頼もしさ──。

織物・染物それぞれの成り立ちや歴史も含めて、奥が深い世界
だと、しみじみ感じます。
以下は、個人的な覚書もかねて。
-------------------------------------------------
「一年目のおわりに考えたこと」の箇条書き。
-------------------------------------------------
 ◆合言葉は〝身の程〟!!!
  お仕立ては正直、すばらしい。体に沿って仕上げられた着物は、手早く
  美しく着られるうえに、心地よい。
  が、現状、何枚も揃えていきたい中では、経済的にムリがある。
  ということで、今年の目標。
  好みのリサイクル着物店で、心の底から欲しいと思え、かつ、一カ月たっても
  おなじ思いだったときに限り、手に入れること。

 ◆ネット上の妄想に注意
 「アレを着たらどんなにか可愛く……」なんて、モトが変わらないかぎり
 ありえませんからっ!!!>オレ。ネットをうろつかずに、実店舗に出かけ、
 「目の飢え」を癒して無駄遣いを避けること。ファイト!!!

 ◆好みを把握
 (1)色:茶系にめっぽう弱い。
 (2)種類:織や刺繍にめっぽう弱い。
 (3)着方
  ・おはしょりは短めが好み
  ・お太鼓は小さめにまとめるのが好きらしい
  ・衿元は二年目も要研究。
 
 ◆今年、買う気満々なもの  ・京都・だいやすさんで、夏着物  ・夏用草履

 ◆時間をかけて、少しずつ揃えていきたいもの
  ・季節を選ばない羽織もの ← 母にもらったお召しを仕立て直し?
  ・帯揚、帯ごとに合わせて、さまざまな色を。
  ・半衿、着物ごとに合わせて、柄ものにチャレンジ。
  ・可能なら「一枚の着物に一枚の長襦袢」が今の理想。
  (一年に一枚くらいのペースで、揃えていけたら……)
  ・リサイクルで手に入れた着物たちを、my size に仕立て直ししていきたい。
 -----------------------------------------------
copyright (C) 2007-2009, Io Sakano all rights reserved.
無断転載は固くお断りいたします。
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。