ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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これもナンパ……??
2008年 08月 06日 (水) 01:12 | 編集
や、びっくりしました。
なにがってね、つい先日、仕事の合間を縫って急ぎで灯屋2銀座店に
出かけた折のこと。
閉店19:00の直前に駆け込めるだろうか、というぎりぎりの時間だと
いうのに、例によって、着物をまとって出たのでした。
仕事帰りの人たちでそこそこ混みあう東京メトロ銀座線の中で、とつぜん
声を掛けられたのです。
「涼しそうねえ。いいわね、着物」
振り返ると、わたしより小柄な50年配の女性が、にこにこと
こちらを見上げておられます。
「なになさってるの、踊り? お茶?」
「あ、いえ。ただの着物好きです」
「ふうん。あたし昔、着付け教えてたことあったのよ。やっぱりいいわね、
日本人は着物よね」
なんとなく笑顔を返しますと、そのまま言葉が続きました。
「めずらしい帯してるわねえ。雀ちゃんってとこがまた、いいじゃない」
「ありがとうございます」
ちなみにその時締めていたのは、おなじみルリカケス(推定)の刺繍帯なんでした。
日本橋駅から乗って、すぐに次の京橋駅で下りるので、それだけで
話は終わるのかと思いきや。その女性も、おなじ京橋駅で降りるとのこと。
長くもない時間で、彼女がわたしに伝えたのは、銀座は中央通り沿いの
寿司店で働いておられること、日中の仕事に続けて「夜は第二部の仕事って
わけ」ということ。
「ね、おいしいし安いのよ。ランチはお汁もついて1200円。きっといらっしゃいね。
あ、水曜と土曜はダメよ、あたしいないから」
「わかりました、きっと行きます」
約束して、一丁目の交差点でお別れしたのでしたが、なんだか面白くて、
ひとり笑いながらアンティークモールに向かいました。
たぶんきっと、近々お邪魔するでありましょう。美味しいといいな。

さて、どうして灯屋2さんに急いで向かっていたかについては、また明日にでも。(笑)
baragara01musubeta 短めの帯、ようやく美しく結べました。
ただあの、最近お気にの帯揚代わりの空色シルクストールがどうにも見つからず、
しかたなしに、ほんとは半衿にしているインド更紗の古裂をちょいと、帯に挟みました。
やれやれ。                    (着物2年目/第34回目)
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手製の浴衣、その着心地。
2008年 08月 04日 (月) 11:05 | 編集
仕事が入っては、しょっちゅう遅れていったりする不肖の生徒では
ありますが、なんとか和裁を続けています。
先日の教室には、まだ先生に着たところをお見せしていなかった、
手縫いの浴衣を着てまいりました。
着物姿で和裁、というのは意外にたいへんだと感じるワタクシですが
(必死で針を運ぶうちに、だんだん行儀が悪くなってしまうので(苦笑))、
浴衣なら少しはラクであろうかと思ったのです。

昨年、とにかく先生のおっしゃるがままに針を動かし、運針も
ままならぬ身で仕上げた浴衣──、何度も着て、惜しみなく洗う間に、
じぶんの「手」の拙さもはっきりとわかります。
ああ、背縫いの針運びはちょっとキツかったなあ。ですとか、
お、このあたりはちょいと粗かったのでは? ですとか。
着方の癖もありますが、もう少し前幅をとってもいいのかも知れない、
というのも実感でした。

教訓を今年に活かしたかったのですが、あいにくと仕事がたてこんで
浴衣を縫うゆとりが精神的にも時間的にもとれずじまい。
来年は──、今から虎視耽々と狙っている反物があるのですが、
はたして取りかかれるかどうか。そのためにも今年、もろもろ仕事方面を
頑張っておきたいところです。
かおる先生、カメラマンさながら、たくさん撮ってくださいました。「似合うねー」
「頑張ったよね」の言葉に、思わず笑みがこぼれます。
この日は半衿なし、麻足袋のみで着ていきました。半幅帯はタイシルクから
作られたもの、例によって文鳥さんの夏帯留を留めています。
yukatadewasai01yukatadewasai03 簪は京都「正尚堂」さんで。
yukatadewasai02 (着物2年目/第33回目)
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かおる先生の工房はこちら⇒「浅草着物工房

そして下駄はやってきた。  その2
2008年 08月 01日 (金) 14:09 | 編集
「ある決心」なんて書きましたが、なに、そんなにおおげさなことぢゃありません。
たんに〝めいっぱい腹を充たすぞ~!〟てなことでありました。

前にも書きましたが、ワタクシ、空腹になると少々、人柄に問題が出てくる
体質でして……、この日も黒田商店さんを後にする頃、びみょうに機嫌が
傾いてくるのを感じておりました。
友だちにそんな気分をお裾わけするわけにはまいりませぬ!!
なんとしても腹を充たしてやらなくては。

ほんとうはこの日、デエトにふさわしく、けっこう盛りだくさんな予定を
詰めていたのでした。三井記念美術館の展示も気になるし、三越のすぐ近く、
大好きな「有便堂」も覗きたい。さらには、足を延ばして、以前から気になっていた
ちいさなショップに立ち寄りたい……、等々、あったのです。
しかーし。
わたしの空腹加減が、すべての計画をいったんサラにしてしまいました。
ひよささん、ごめんなさいっっ。
はじめは「かるく小腹を充たせばいいか」程度だった空腹感が、あっという間に
「まずい、なるたけ早くエネルギイ補填せねば人として崩壊する!」段階へと
進んでしまったのです。うう。
すぐさま、並びの日本橋三井タワー内「千疋屋 総本店」へ──。
mituibirunite03
入口には列ができておりましたが、店の方に尋ねたところ、30分かからずに入れるだろう
とのこと。ならば、移動して時間を潰すよりも、いっそこのまま待ちましょう、ということに。
そして、待つ間に二人でやったことというのが、ほほほ、お向かいにあるマンダリンホテルの
レストラン「ヴェンタリオ」のエントランス辺りでの写真撮影大会。
もちろん、ちゃんとお店の方に「ちょっとここに座って写真を撮ってもよろしいですか?」と
確認いたしましたよ。
腹っぺらしでも、マナーは守るオトナなわたくし。(←てか、あたりまえ)

ひよささんのアンティーク夏着物姿は、そのあたりにぽっと灯が点ったように
明るく映えます。帯とのバランスもあいかわらずお美しい♪  
mituibirunite02mituibirunite11
実際はもうすこし桔梗色がかった、やわらかな色。そしていつも感心する半衿選び。

広いロビーに設えられた長いすに座ってお喋りしたりするうちに、すぐに
時間がたちました。フルーツパーラー奥の、「デーメテール」へ。
吹き抜けになった空間は明るく広々として、居心地がよいのです。
mituibirunite04 
ここは忘れもしない、着物を着始めてわずか3回目にランチをした場所。
あろうことか、おろしたての琉球紬の共衿に、いきなり牛乳のシミをつけたという、
恐ろしくも懐かしい思い出のレストランなのでした。(笑) 
あのときは「衿幅を細くする」という意識もなく、かなり太いままで
着てましたっけ……。
(ともだちのひとりに、「その着物、すこし大きい?」って聞かれたほど(爆))

おっと、話が逸れました。この店を選んだのは、近いから、ではありませぬ。
ぢつはわたくし、マンゴーカレーがどうしても食べたかったのです。幸い、ひよささんの
同意もいただけて、ああ、いよいよ、空腹の我々(この頃にはひよささんのお腹も
鳴り始めていたもよう(笑))の前に、たっぷりのマンゴーカレーが……!!!
mituibunite05mituibirunite06
それはもう、夢中になっていただきましたとも。マンゴーの甘さがまろやかに融けた、
味わい深いカレーソースになっていました
お喋りとともに、滋味あふれるカレーをいただいた後には、うっふっふ、デザートが
待っています。ここは天下の(?)千疋屋。フルーツものをいただかない手はありませぬ。
折しも、表にはこんな看板が立てられていたのです。
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涎をおさえるのが大変でしたよー。というわけで、あらかじめ看板を見て心に決めていた、
季節のパフェ「ピーチパフェ」をお願いしました。おお、来た。今度こそヨダレが──!
mituibirunite08mituibirunite09
 つやつや、ぴかぴか。

口にいれると冷たい甘さがいっぱいに広がって、ほとんど泣きながらいただきました。
とちゅう、ひよささんに向かって力説。
「桃が仙境の食べ物だとされたことがよく分かりますね!」とか、
「いのちに直結した味ですね!!」とか。意味不明だよ、オレ。
癒されるだの満たされるだの、うるさく連呼した気が幽かにします……、ごめんなさい。

気づいたら、下駄の話だったはずが、食べ物の話になっていました。ははははは。
それだけ美味しかったってことです!(むりやり)
それにしても、行きそびれた三井記念美術館も行きたいし。
千疋屋さんでは目の眩むような予約制の催しやってるし。↓
http://www.sembikiya.co.jp/eat_new/eat.php?s_id=2
早くも9月いっぱい、予約が埋まっちゃってますですよ。受付は今日からだったハズなのに、
すごすぎる。次は10月か……。

すっかり食べ物話になったところで、〆はコーディネートに戻しましょう。
mituibirunite10 7/6の装い と同じコーディネートです。
上布+麻長襦袢+絽半衿+麻帯+和菓紙帯留+シルクストールを帯揚代わり。
麻の長襦袢は、リサイクルで綺麗なものを、市価の1/3価格でゲット。身丈が長かったのを
こつこつとクケて直しました。(笑) 
上布は宮古。いつの間に? とお思いでしょうが、ぢつはもう三カ月も前でしたか、
だいやす」さんにて破格値でゲット──、ひそかに隠し持っておりました。
背丈が低いことを、この上布に出会った日ほど感謝したことはありませぬ。その分、
お安かったのです。まとってみて、あまりの涼しさに驚いたことでした。
汗をかいても、脱いだ後、衣紋架けに裏表にしてかけ、気になるところに
水を霧吹いて飛ばせばよく。さらに、乾いた後、かるく霧吹きして、クッションなどで
寝押しすればシワもほとんど気にならず、です。
涼しいとか、手入れがラクだ、との噂は本当だったのだなあ。と納得です。
                           (着物2年目、第32回目)
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