ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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ようやく六月のおはなし。 その2 中旬~下旬
2009年 08月 28日 (金) 12:52 | 編集
うーん。いくらなんでもおかしいのでは? の、20日越え夏かぜ。
いつもの先生には診ていただいたのですが、週明けにも総合病院に行った
ほうがよいのですかねえ。やれやれやれ。
熱はないので起き出して、ようやく、六月中~下旬のつづきをUPです。

【 46回目 】
mi さんと連れ立って、灯屋2さんの夏着物展示会へ。
夏物は揃っているから安心、と余裕のこころもちで見に伺ったので
ありましたが、思いもよらぬ衝撃的な出逢いが。詳細はまた、いずれ。
mi さんはしっとりと、地紋で燕が舞う縦縞のひとえ。この日は写真を
綺麗にとれなかったため、48回目の記事写真でご覧くださひ。
わたしはといえば、ふふふ、かをるさん創作帯の初おろしでありました。
身につけていると、ふつふつと元気をもらえる、あざやかな紅型麻帯です。
無地のひとえ紬は、帯でずいぶんと印象が変わることを、あらためて実感。
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【 47回目 】
↑の帯をカンタ刺繍帯に替えて、mimitara2 さんと着物デエト。
ぢつはこの帯、mimitara2さんと灯屋2銀座店に立ち寄った際に見つけたもの。
たしか、サントリー美術館にご一緒した帰り道でした。
あの日、ミッドタウン内のショップで買おうか買うまいか、さんざんに
迷った袋ものがありまして。けっこうなお値段がするので諦めた
同じ日に、帯に出逢ったのでした。mimitara2 さんに「よいお買物でした」と
褒められましたっけ、ふっふ。
展示会を覗いたあと、いちど行ってみたかった、茶遊処銀座『佐人』へ。
隣り合わせた着物姿の女性と話が弾み、たのしいお茶どきを過ごすことができました。
奥の席では、作家のM氏が取材中。帰りがけ、ご主人に熱烈推奨された映画「剣岳」、
相方と観にいく予定がいまだに……。(涙)
        
後日、ふたり一緒にファインダーにおさまった写真を受け取りました。
嬉しくて、目に入るところに飾ってあります。
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mimitara2 さんがまとっているのは、結城縮のひとえ。こまかな亀甲紋が
藍地に映えて、なによりmimitara2さんによく似合っていました。そして、
あいにく写真では隠れている金魚の帯。ご自身のブログ、「Mimi's きもの熱」の
今年6/12記事に写ってます。着姿を撮り忘れたのが悔やまれまする。
       
【 48回目 】
mi さんと、藝大美術館、こと「東京藝術大学大学美術館」へ。
観たかった『皇女たちの信仰と御所文化 尼門跡寺院の世界』展、滑りこみで間に合いました。

そもそも「尼門跡(あまもんぜき)」とは、なんぞや。と申しますれば。
まず「門跡」とは
(1)祖師の法統を継承し、一門を統領する寺。また、その僧。
(2)皇子・貴族などの住する特定の寺の称。また、その寺の住職。
 宇多天皇が出家して仁和寺に入ったのに始まり、室町時代には寺格を表す
 語となり、江戸幕府は宮門跡・摂家門跡・准門跡などに区分して制度化した。
(3)本願寺の管長の俗称。
(By 広辞苑第四版)
        
この場合、(2)に該当するようです。尼、と冒頭につくのは、皇族や将軍家に
生まれた女性が門跡を継いだという意味にあたり、現存するのは京都および奈良に
13カ所のみですとか。
それぞれに1000年以上の歴史をもつ、格式高い寺の秘蔵品が、はじめて一堂に
展示されたのでした。
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上の写真、繊細な筆描きの絵がほどこされた花びら型の紙はすべて
「散華(さんげ)」です。仏さまの供養のために、花びらを撒いたと
いわれますが、その花びらのかわりに蓮の花弁をかたどった紙が
使われるようになったとか──。およそ1200年ほど前あたりからでは、
とも言われています。
一葉一葉、心をこめて描かれた散華は、さながらひとつの芸術品。
これらがみな、供養のためにただいちど、撒かれるためだけに
つくられたものなのです。費やされた時と、こめられた想いは、
いかばかりのものであったのか……。

十歳にも満たないうちに、門跡として入寺する皇女も多く、それぞれに、
御所での生活習慣や身の回りの品々を寺に持ち込んだことから、独特の
文化がうまれたようです。「ちいさな宮廷」のようであった、との言葉も、
とある寺院の実物大に再現された居室などを見るとうなずけます。
 
ほかにも、髪や爪を使用した奉納品があったり、当時の最高級の素材と
技術が結集されたであろう小袖(いまの着物)を、惜しみなく裂いて
奉納された敷物など、ふだん目にすることのない展示の数々を、   
尼門跡独特の信仰生活と、美意識の高さを垣間見る思いで拝観しました。

よく晴れたこの日、ひとえ着物でもすこし汗ばむほど。ふたりとも、
着物下は麻の夏襦袢です。
 mi さん、粋でありながらしっとり感のただよう夏着物。わたしはいつもの
とおり。──そういえば観覧中、三人の女性にとつぜん取り囲まれるように
声をかけられまして。なにかと思えば、帯の結びかたについて、でした。
「もうさ、(入場前に)並んでるときから気になってたのよー」
「そうそう、それ、どうなってるの? 角だしでもないわよね??」
みなさんフレンドリーで感じがよいのですが、なにしろお元気で、多勢に無勢、
やや腰の引ける思いでお応えし……、数分後に解放されてふと振り向けば、
近くの椅子に腰掛けたmi さんが、涼しい顔で扇子を使っているでは
ありませんか!
「ひょっとして、ずっとそこで見てたんですか?」
「うん、最初っから。だって面白かったんだものー。うみうしちゃん、あやうく
脱がされちゃうんじゃないかしら、くらいの勢いだったわね♪」
「そう思ったなら加勢してくださいよ!」
「やーよ、めんどくさい」  
はたはたはた、と、扇子の風が送られてきます。
嗚呼。わたくしもはやく、mi さんの境地に至りたいものでござります……。
(そもそもキャラちがい、との声は却下)
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【 49回目 】 「例のツアー」。46回目とおなじ組み合わせ。
【 50回目 】仕事。ひとえに夏麻帯で。
【 51回目 】日本大学で開催された、古典の展示を観に。47回目とおなじ組み合わせ。

------------------   これで、六月を了えました。
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