ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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ぎゅぎゅぎゅぎゅっっ
2009年 10月 03日 (土) 16:18 | 編集
おそろしく密度の高い「着物でおでかけ」となったのは、67回目の
ことでした。向かった先は、神楽坂。
午前中に用を済ませ、mi さんと落ち合う約束でしたが、
思いがけず用事が早めに終わりまして。
約束まで、まだ一時間ちょっと、あります。それならせっかくです、
あの店を覗いてみましょう。
 「ここん」。
昨秋、 mimitara さんと神楽坂ぷらぷら歩きをした際に、
もっとも心に残ったお店。ごく小さなスペースに、魅力的なモノモノが、
きゅっと詰まっているのです。

目も心もウロウロと、ずいぶんと長い時間、ああでもないこうでも
ないと、小さなものを手にとったり戻したり、店員さんにあれこれと
質問させていただいたり。
紙モノをいくつかと、手ぬぐい一枚、銘仙のブックカバーひとつ、などを
購入し、取り寄せをお願いしたものがあるので、再訪を約して店を出ました。
ああ、楽しみだなあ……。

ほくほくと手にしたものを確かめながら、まだ少し早い、と、軽子坂を下って
行きますと、小さなのぼりが出ていました。和カフェ「和遊」。おお、ちょうど
よろしい、と中に入り、冷たいゆず茶をいただきます。
ちいさな幸せを噛みしめつつ、買ったばかりのレターセットを開いて、
手紙をしたためました。こういう場所で丁寧に書くと、字も綺麗に書ける、気が。

さて、頃合になったので、いざ、目的地へ。
「ギンレイホール」で二本立てを観る約束をしていたのです。
これがまた、なんと贅沢にも「重力ピエロ」と「ホノカアボーイ」の二本立て。
いずれも岡田将生という若手俳優が主役です。

でも、それで観たかったというよりは、「重力……」のほうは、伊坂幸太郎さんの
書いた同名原作を、どう映画にしたのか知りたくて。
「ホノカア」のほうは、mi さんんから原作の雰囲気をお聞きして、ほわんと
なれるのかと思い、二本立ての組み合わせとして、バランスがよいな、と選んだ
プログラムだったのでした。
が。
それどころの話ではありませなんだ。
いずれの作品も、それぞれに見応えがあって、なんとも濃密な時を過ごす
こととなりました。

「重力ピエロ」。配役もぴたりと嵌まり、原作の刈り込む部分は
刈り込まれていて、でも、それが仇とはならず、かえって、やや拡散していた
主題が、音をたてて心に響いてくる仕上がりになっていました。

加瀬亮、岡田将生、小日向文世、鈴木京香、渡部篤郎、吉高由里子、岡田義徳、
一点の文句もありません。
中でも、加瀬×岡田×小日向の組み合わせは、まさに「最強の家族」
そのもの。彼らにがちっと両肩を掴まれて、おそろしい勢いで揺さぶられた如く、
しばし呆然──。

やがて「ホノカアボーイ」が始まりました。
な、なにかコレ、想像していた方向(「かもめ食堂」や「めがね」系)とは、まったく違う
映画なんですけど! と思う間に引き込まれ。
こちらもこちらで、まったく異なるアプローチながら、静かに、しかし
確かに響いてくる強さがあります。
観終えたあと、ううううむ、と唸っておりました。
エンディングロールに流れる小泉今日子の「虹が消えるまで」も嬉しい。

心に浮かんだもろもろを取りこぼさないように抱えたまま、mi さんと一緒に、
さらに懐かしい場所へと向かいます。
もう数年、顔を出していない 白金台のバーへ。
わたしの中では、20代のまま年齢が止まっているオーナーバーテンダーに
挨拶し、 mi さんと いま観た映画、さらに原作について、とどまることなくお喋り。
十年ほど前に戻ったかのような感覚で、ぎゅぎゅぎゅぎゅっと詰まった、
ひさびさに強烈な一日を終えました。

nihonndate
いつものひとえに、カンタ帯。映画館で長時間もたれたら、
シワにしてしまいました。反省。しかも、 mi さんの姿を撮り忘れ!
いっそう、反省。
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