ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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霜月のまとめ その1(上旬編)
2009年 12月 01日 (火) 17:34 | 編集
わー。11月はたった2回しか更新できませんでした。

霜月多忙の理由はいろいろありましたが、一部、「日々是うみうし」のほうに
載せてあります。(笑)

秋も深まるにつれ、いっきに着物をまとう回数が増えてきますゆえ、とりあえず
まとめ編にして、ざざっと上旬・中旬・下旬の報告にしてみようかと。
一回分が、かなりな長文になってしまって恐縮ですが、おつきあいのほど、
よろしくお願い申しあげます。

本日はまず、上旬編。

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10月最終週には、東博こと東京国立博物館・平成館へ。
御即位20年記念特別展 皇室の名宝──日本美の華──」の1期に、駆け込みで
間に合いました。
相方と連れだって参ったのですが、事前に学芸員の方の説明を受けた相方の
解説つきで(笑)、数々の名宝をありがたく拝観。
抱一さん、好きだなあ、なぞとあらためて思ったりしながらゆるゆると。

この日が75回目でして、いつもの大島+染帯。ゆいいつ、帯締が明るい
オレンジ色です。この日、LUNCOさんで入手したデッドストックものです。ふふふ。
10touhaku09
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11月は、1日から着物で出かけました。

ひさびさに、両親・兄と四人揃っての外出、のち、ランチ。
兄のもつ i-phone に釘付けになりつつ、もろもろ、打ち合わせやら
歓談やら。四人だけ──、なんて、数十年ぶりのことでは?
なんだか不思議な感じでした。

夕方からは miさんと落ち合いました。
秋葉絢さんの帯留を交換しあい、そばで一献。誕生日直前、心楽しいひとときで
ありましたことよ。

この日が、76回目の着物日和でした。
まとったのは、母が40代の自分用にと手縫いしていた、袷の大島でした。
011109
この反物は、当時、鹿児島に住んでいた父方の祖母・ユキさんが
用意してくれたものなのですとか。
当時の母とおなじ年代になった孫が、じぶんが選んだ反物を
着物としてまとう姿を目にしたら、きっと、喜んでくれただろうなあ。

……ところが、着姿写真が見当たらない。
なーぜーだー。
家族揃っての写真、撮ったような記憶が、かすかに残っておりますのに。

──かあさん。ぼくのあの写真、どうしたんでせうね?

さらに、mi さんも、中学生の頃におばさまが縫ってくださったという
素敵な大島(八掛けがオレンジ!)を着てきてくださった、のに、のに、
その写真も行方不明。

ええと、たしかあの日は蕎麦店から出たら雨が降り始めて、
大急ぎで帰ったので、写真を撮りそびれたのでしたっけ?
でもその前に、例によって「灯屋2 銀座店」に立ち寄ったはずなので、
そこで撮っていただいたような気もするのですけれども。

やっぱり、なにごとも、すぐにこなさないとダメですね。
「すぐやる課」を脳内に新設できるとよろしいのですが。うう。
たしか、こんな組み合わせにしたかと思います。↓
01110905

後日、写真が届きました。現像写真をスキャンしたので画像は
粗めですが、めずらしく全身が写っているので載せておきます。(09.12.30)
011109 照明も手伝って、光ってますね、大島さん。
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つづいて、霜月初旬、2度目の着物日和。

mi さんとご一緒に、江戸博こと江戸東京博物館へ。
よみがえる浮世絵 ── 大正新版画」展を堪能しました。
想像以上に充実した内容のうえ、不勉強で知らなかったことがあまりにも多く、
立ち止まり立ち止まり、頭の中に書き込んでいきます。

外国人画家の手による版画は、色づかいや題材に、ふと心惹かれるものが
多く、また、川瀬巴水(かわせはすい)の仄暗いトーンの版画にも
とらえられました。
かと思えば、橋口五葉(はしぐちごよう)の「浴後の女」の清新さに
目を瞠り、切手の上でしかしらなかった、鳥居言人(とりいことんど)の原画を
初めて観て、あらためて魅力を感じたり──。

じっくりと味わいました。

観終わったあと、いったん、江戸博一階のカフェで、腹ふざけをば。
抹茶オレとロールケーキをいただきます。
11060901
ここで、仕事の打ち合わせがある mi さんが中抜け。
分厚い図録や、気に入った浮世絵が入っているカレンダーなどをロッカーに預けたあと、
ひとり、常設展を楽しみます。
遠眼鏡を手に、ジオラマ「寛永の町人地」に見入る着物女。

それにしても、あそこは、見飽きませぬねえ。
今にも、人形たちのさざめきが聴こえてきそうです。きっとまた行こう。

ミュージアムショップも、ゆるりと冷やかしました。「EDOHAKU」オリジナルナイロンバッグも入手。
なにしろ、重たいものばかり。丈夫な袋が欲しかったのです。

そのあたりで携帯が鳴って、打ち合わせを終えた mi さんと、
ふたたび合流することに。
こんどは、三井記念美術館へ向かいます。
こちらは「慶応義塾創立150年記念 夢と追憶の江戸 ──高橋誠一郎浮世絵
コレクション名品展──
」を開催中。

そう、この日はじつに〝浮世絵尽くし〟の一日となりました。
見れば見るほど、浮世絵の魅力に惹かれます。

江戸博で行なわれた、新版画摺りの実演、見たかったなあ……。

この日、江戸博では大正新時代、つづく三井記念では江戸時代と、
時代の流れを逆行する形で浮世絵の変遷を目の当たりにできたことも、
興味深くも、心はずむことでした。

着物日和は77回目。mi さんもわたしも、揃って、初おろしの着物です。
0411090206110903
白大島の mi さんに、道屯(ロートン)織 のわたくし。
今年の、まだ春浅き時期に、棚に置かれたこの着物をひと目みたとき、
「なんかセリーヌっぽい……」と呟いたわたしに、mi さん、にっこり
首を振りましたっけ。
「ぜんっぜん、ちがうわよ、うみうしちゃん」。
そ、そうですか。

それはそれとして、いったん吸い寄せられた視線は、どうにも外せず。
いくどか羽織らせていただいて、その後もさんざ逡巡したうえで、この、
ほっこりと温かい織着物は、わたしの手元にやってくることになったのでした。
(12月頭の現在、すでに5回以上袖を通すほど、気に入っております(汗))
カジュアルな雰囲気なので、髪もおろし気味であわせてみました。
06110905
あわせた帯↑は、四月のこの日、いつもの紬に合わせているサリー刺繍帯。
白状いたしますと、秋に道屯織に合わせることを視野にいれて、先に
入手しておいた帯なのです。

じつに、半年越しの恋が実ったのでありました。(笑)

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翌日、所用でちょいちょいと外へ。
前日に、灯屋2銀座店にて、破格値でゲットしたばかりの結城紬に手が伸びました。
──いくら古いとはいえ、小さいとはいえ、手触りのよい結城が 15,000円、とはまた、
いかに?! こういうことがあるから、店通いはやめられませぬ。
0711090207110901(78回目)
カジュアルな雰囲気のため、ふたたび、髪はおろしぎみで。
にしても、なんだか全体に粗いまとまりかた、ですね。むむー。
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さらにその翌日は、遅い誕生祝いとのことで、夜、相方に鮨をご馳走に
なったのでした。
またもロートンに袖を通します。気に入るとつい、とことんまといたくなる
性質(たち)でして……。
0811090108110902(79回目)
前回よりは、きれいに着られた、でしょうか。写真を見てすぐに
お気づきの方も多いかと思いますが、このロートン、あきらかに、わたしより
かなり大柄な方向きサイズ。じつに、身丈は四尺三寸、裄は一尺八寸もございます。

どう考えても大きすぎるのですが、好きなものはしようがない。
たくさん着て、洗い張りが必要になりましたなら、その折に自分サイズに
直そうと思います。

この日、予約もなしにふらりと立ち寄ったのは「築地すし好」総本店でした。
雰囲気もよく、隣り合わせた母娘づれのお客さま(いかにも常連さんらしく、
板さんとのやりとりが面白かった)との間でなにげない会話も弾んで、
いっそう美味しく感じました。
ごちそうさまでした♪

ここまでで初旬、終了。10日の間に4回、まとっておりまする。

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さてさて、すでに走る体勢万全の、師走朔日。
もろもろ、間に合うのか?!
UPも急がねば、追いつかない~。(笑)
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