ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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霜月のまとめ その3(下旬編)
2009年 12月 03日 (木) 18:45 | 編集
11月下旬は、相方母上の来訪・滞在もあり、なにより、末にマトリョミン発表会を
控えていたこともあって、着物で出る余裕はあまり、ありませず。
2度ほど、まとっただけでした。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
その1度目は、母上と相方、三人で銀座の「Ristorante HiRo」に行った折です。
せっかくなので〝いま〟らしい味や雰囲気を楽しめたらいいね、ということで、
母上を東京に迎えた初日に、お連れしたのでした。

羽田空港までお迎えに行ったときは、洋服で。帰宅してから、母上が
「ほら」と魔法のように鞄から出してくれた着物に喜んでいると、
そのうちの一枚、ウールの着物を着ていくように勧められました。それがこちら。
20110901 (3年目/83回目)
裄がやや短めなこと以外、サイズはぴったり。さらに、ちょうど手元にあった
カシミール帯とも色が合って、ポップなコーディネートとなりました。
この着物、いまは亡き母上の母上、つまり相方のお祖母さまが縫われたものとか。
「母は和裁の仕事をしててね……」
そんな話も、着物を着始めた今年、初めて聞いたのでした。
思いがけず共通の話題が広がったのも、着物の効用です。
(今回、母上からは訪問着や、若かりし頃の小紋など、やわらかものも譲って
いただきました。いずれ、UPしていきたいと思います)

さて、準備がととのったところで、夜の銀座に繰り出しました。
相方が仕事を終えて合流できるのは、20:00頃。となれば、早めに出て、
わたしもちゃんと見たことのない、有楽町ITOCiA界隈をぶらつくのも一興かと──。

出かけてびっくり。
三連休直前ということもあってか、銀座から有楽町にかけて、とにかく、
人、ひと、ヒトで溢れています。
母上とふたりで目を丸くしつつ、ITOCiA 丸井 内に足を踏み入れて、おお、と
声が洩れました。
こちらは、若い女性がいっぱい。
熱気に充ちて、いま、この場には不況の二文字は感じられない。
そんな雰囲気なのです。

熱心に鏡を覗きこんだり、友だちと笑いあいながら品定めしたりしている彼女たちに
混じって、母上とショップを回遊。あれこれとコメントを出し合い、雰囲気を
味わってから表に出たのでありました。

つづいて、これまた久々にプランタン銀座へ。
今度は目的がありました。
じつは、昨年手袋を片方、落としてしまいまして。地下鉄やJRに問合せを重ね、
最終的に落し物が集まる、という飯田橋の警察署まで出向いたのですけれど、とうとう
巡りあえなかったのでした……。

そこで、プランタン銀座で取り扱っている、Madovaのレザーグローヴを見てみようかと
思ったわけで。
行ってみると、母上が目ざとく、ワゴンセールに気づきました。
「あら、安かよ。2500円て書いてある」(母上は熊本在住)
お。ほんとだ。
「手袋なんて、どうせ落とすけんね。安いもんでよかよ」
う。ま、まさに昨年、落としました、わたくし。
説得力のあるお言葉におされ、ワゴンに近づきます。いいのがあるかな?

ありました。長めの毛糸手袋、ファー付、2500円也。

「すぐ使いますので」と、包装なしで受け取ります。うむうむ、あたたかい。
よい買物ができて、顔がほころんだところで、さ、時間がまいりました。Hiro に向かうと
しましょうか。

時間どおりに入ると、すこし遅れる、とのメールが相方から届きました。
それでは。と、ひと足お先に、母上とビールで乾杯。
やがて合流した相方と三人、申し分ないお味の数々を味わいつつ、銀座の
夜は更けたのでした。
20110902 マロニエ通り~中央通りのイルミネーションに喜ぶ二人。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
下旬二度目に着物をまとったのは、母上を空港に送った日でした。
迎えた日とおなじく、洋服でお供をし、当日チケットを入手して、あわただしくゲートに
入る母上を見送ったのが、昼すぎのこと。
いったん家に戻り、所用をこなして、さて、着替え。
と申しますのも、この日は銀座で、灯屋2秋の展示会があったのでして。

ひさしぶりに、帯作家・かをるさんとも顔を合わせられるし、常連の
みなさまの、眼にご馳走な着姿を拝見したり、奥でワインをいただきつつ、
着物談義に興じたり。そんなひとときが、どんなに力をくれることか。
わたしにとって、多少むりをしてでも、出向きたい場所なのでした。

案の定、会場では、みなさまのお美しい着姿に垂涎。
それぞれに個性にあった着こなしで、やわらかものを凛々しく着こなす方あり、
紬にはんなり帯を合わせた方あり、はっとするほど羽織の似合う方あり。

着物、好き。という気持ちに素直に身をゆだね、楽しいひとときを過ごしました。
……結果的に、すっかり弾けてしまったことを、ここに白状しておきます。

さらには酔った勢いで、かねて憧れの Nさんに迫って、とうとう写真を撮らせて
いただきました。
お約束したので、載せることはできませぬが、N さんの肌身と着物とが
融けあったかのような着姿は、佇まいそのものがしっとりと艶をはなち、ずっと
見ていたい思いを誘われます。

いつか、あのような着手になりたい。
そう願う着物好きは、きっと、わたしひとりではありますまい。

やがて、相方から連絡が入り、名残惜しく会場を離れました。
今度はいっきにくだけて、深川門前の居酒屋へ。居心地のよいなじみの店で、
お疲れさまの杯を交わします。──よい一日でありました。
251109 (84回目)
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