ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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ご縁いろいろ その2
2010年 02月 03日 (水) 13:06 | 編集
その、Mさんからの電話の内容は、といえば──。

Mさんのお友だちの義理の母上が亡くなられたのち、おうちを片づけるに
あたって、どうしても着物の処分も必要になるとのこと。
それも、引越しを控えているので、早めに決断したいとのお話でした。
「もしよかったら、急だけれど明日の夜、一緒に行ってみる?」
……謹んでお供させていただきまする。

当日は、MさんとダーリンのMdさんもご一緒でした。家族ぐるみの
お付き合いなのだとか。
Mdさんの傍らには、小さなキャリーバッグが立っています。

伺った先のSさんご夫妻は、とても気さくで、初対面のわたしも
すんなりと馴染みました。なにより、仔猫の凛ちゃんがいてくれて、
その愛らしさに全員がにゃふにゃふと和みます。(Mさんちもウチも、
猫ズはBigsizeなので、仔猫の大きさや動きはたまらないのです)

とはいえ、凛ちゃんの魅力に溺れている余裕は、残念ながらたっぷりとは
ありません。男性陣が趣味話で盛り上がりはじめるのを横目に、さっそく、
着物の引き出しが開かれました。

お母さまのものはもちろん、そのまた母上の雪さん(祖母と名前が
おなじなので、親近感を覚えました。そのうえ、亡くなられた母上の
お名前がまた、わたしの母と同じだという、不思議なご縁……(笑))
のものが遺されていました。

経年のものとて、シミや汚れ、破れがあるものも多く、それをまた
丁寧に、あるいはざっくりと補修して着ておられた様子が伺えます。
とても気に入って、何度もなんども袖を通されたのだろうと、ほほえましくも
胸に伝わってくるものがあるのでした。

ときどき顔を出して、「お手伝い」とばかりに乗り出してくる凛ちゃんと
ともに(笑)、Mさんの好みを優先して、あとはサイズや、状態を見ながら相談して
仕分けていきます。

最終的に、雪さんが手縫いされたらしい帯や、たぶん、娘時代にお召しに
なったあと、大切にとってあったのではと思われる桜柄の小紋、衿のデザインが
愛らしいコオト、柄が楽しい長襦袢や薄物を数枚、分けていただくことになりました。
2403.jpg2404.jpg

ひと段落したところで、染色家でもいらしたお母さまが展覧会に出されたという
作品や反物を見せていただいきました。
ご主人が、染めを手伝って、集合住宅の屋上で伸子針を打った話なども
伺えて、楽しうござりました。

お土産にと、お母さまの手染めのスカーフまで──。
2405.jpg
ありがとうございます、大切に使います。

さて、袋や風呂敷は持参していたものの、けっきょく、持てるもの以外は
着払いでお送りいただくことになりました。
というのも、着物のみならず、本も数冊、分けていただくことになり、
相当な重さになってしまったから。
(Sさま、お忙しい中、お手数をおかけしました、ありがとうございます)

2402.jpg 昭和49年(1974)の「太陽」など。
本は手もちで。がまんできず、帰りの電車で読みながら帰りました。

この日はいつもの紬に梅帯を締めて出ました。
2401.jpg (3年目/98回目)

翌日さっそく、いただいて帰った雪さんの帯を締めて外出しました。
25011.jpg25012.jpg (3年目/99回目)
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