ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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更紗の歴史
2010年 05月 26日 (水) 20:40 | 編集
さて、前回記事にて、半襟用のはぎれをLUNCOさんにて
入手した話に触れましたが──、この折に手に入れたのは、
それだけではありませんでした。
マトリョミン・オーナーミーティングで身につけ、多くの方に
ご好評いただいた苺帯。こちらにもまた、出逢ったのです。
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じつは、この日はまったく別の用で目白に赴いたのでした。

ご一緒した帯作家のかをるさんと、待ち合わせた場所がLUNCOさん、
だったのです。(笑)
おりしも「大きなロマンス」展の初日でした。
そんなことも知らずに伺ったのですが、店に入ったとたんに
苺帯に“呼ばれて”、ふうっと手にとっておりました。
色といい柄といい、なんとも好み。
そのうえ、この日着ていた八反にぴたりと合う一本だったのです。
「こ、こんなハズでは……」。

だいいち、そもそもの用が済んでおりませぬ。
まずはそちらを済ませてから、再度、帰りがけに伺います。
そのように約して、LUNCOさんを後にしました。

この日の、たいせつな、そしてとても楽しみにしていた用件。
それは、「更紗の魅力」についての講演でした。
講師が、かの桑村寿郎氏。
そう、新井薬師の骨董市に、さまざまな布・着物、ときに民芸の
流れを汲むものものを出品され、「布の目利き」としてつとに知られた方。

ふだんは、別の場所で布の勉強会も開いておられると伺っていましたが、
目白の花邑さんで講演なさると聞いて、わくわくとお邪魔したのでした。

期待どおり、のっけからすばらしい展開──、ご自身がお持ちの
貴重な更紗裂の数々を、惜しみなく見せてくださるうえに、
なんと触らせてもくださるという……、なんとも贅沢な講義でした。
もちろん、氏がこれまでに自身の内に蓄えてこられた、更紗や布に関する
歴史・知識もまた、惜しげもなく語ってくださいます。

自分の中の知識欲が沸きたつように音をたて、夢中で聴き、触れ、
質問もさせていただきました。
数時間が「あっ」という間に過ぎていきます。
いま思い出しても、なんとも濃密な時間でした。

そのような時のあとに、さらに贅沢なデザートのように苺帯をいただき、
すぐ近くの「花よろず」でたいへん美味なガレットまでいただいたのでありました。
040201.jpg040202.jpg
ティーカップには、吉野桜が添えられて。

流れていく時間の中でも、しっかりと裡に刻み、とどめていきたい
一日だったなあ──。いま、あらためてそう、思います。

ランチは、かをるさんが教えてくださった、「日本料理 季(とき)」にて。
品のよい味つけと、店の雰囲気が融けあっていました。
040203.jpg040206.jpg
040204.jpg かをるさんの帯、垂涎もの。
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