ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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着物 de 試験?!  その1
2010年 06月 17日 (木) 15:20 | 編集
またしばらく、間が空いてしまいました。
いったいナニをいたしていたのかと申しますと──、もろもろの
合間を縫って、趣味ごとにも少々、力を注いでおりまして。

話が長くなりますゆえ、2回に分けます。
お時間のある折にでもお目通しいただけましたら、ありがたく存じます。
(着物を着ての話なので、あえて「日々是うみうし」ではなく、「着迷いごと」に
書いてしまいます)
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そもそもの始まりは、5月なかば。
マトリョミンのグレード試験なるものを受けることに決めたその日から、
にわかに慌しくなってきました。(試験に関する過去の記事は、こちらこちら

今回受けるのは、1級。
過去の2回とは異なり、観客を入れたミニコンサート形式という、
かなり本格的な試験です。

日程が公表されてから、実施までの期間は、ほぼひと月──。
ほとんど余裕のない中、定員5名の公募についつい手をあげてしまいましたのは、
ひとえに“勢い”がついていたからなのでした。

昨年11月から数えて3回と、人前で弾く機会が増えていた上に、
5月からの限定連続講座「はじめてのマトリョミン合奏」クラスにも参加、
マト熱は上昇するいっぽう。
いえ、もともと右肩あがりでしたが、その勾配がゆるやかだったのが、
急カーヴで上昇しはじめたところに、ちょうど試験のお知らせが届いて
しまった、という次第。
こういうものにもタイミングはあるだろうと、勢いにのって申し込んだのは
よろしかったのでありますが……。

あとになって、試験に参加するひとの顔ぶれを一部知って、
「ああ、やっちゃった」感に見舞われました。ふだんライヴを開いている方たちも
受けるレベルの試験なのでした。

そりゃ、そうです。そうですとも。
なんたって、コンサート形式の試験ですもの。
いまごろ、なにを言ってるんですかね、わたしは。
もう、後戻りはできませぬ。
手をあげたからには、前に進むのみ。
というわけで、15分間をいかに構成するかを考えはじめたのですが。

これが正直、むずかしくも、なかなかに面白いものでありました。

人前で弾く、ということは、当たり前ですけれども「聴くひとを楽しませる」
のが大前提です。(わたしの場合、技術的に“可能な限り”という注釈つきに
なってしまいますけれども)
かつ、今回はあくまでも試験。

技術的にムリすぎず、しかしながら安易すぎず、曲調に変化があるバリエーションで
攻めたほうがよろしかろうと、選曲に頭を絞ります。
持ち時間はわずか、15分間。
演奏と、MCとの兼ね合いを考えると、3曲が妥当なところでしょうか。

構成を考えるにあたっては、聴衆の半分はマトリョミンという楽器に初めて接する、
という思い入れで臨みます。
(マトリョミンという楽器をレクチャーすることも、試験の一部に入っているため)

さて、そうなると。
MCなしでいきなり演奏に入って「なんぢゃこの楽器?」と思わせ、つづいて説明、
そしてまた演奏、といった流れがいいだろうか。
いやあるいは、先にしゃべったほうが?? 
メインはクラシックがよいかしらん。だったら、軽快な曲目を入れないと、
聴き手の耳が飽きてしまいそう。
なんたって電子音だし、ボリュームの強弱がつけられない楽器だし……。

いっぽうで、マトリョミンという楽器を弾く人の数はある程度限られており、
今回の試験にあたり、聴き手はイベントで弾いた曲をすでに聴いてくださった方が多い、
という事実があり。
曲や演出がかぶると、目新しさには欠けてしまいます。
──いやでも、聴衆の半分はマトを知らない、という思い入れで臨むことに
したのだから、と、考えはぐるぐる廻るのでした。(笑)

手持ちの駒(曲)の組み合わせをパズルのように繰り返し、やがて
「よし、これで」と落ち着きました。

うち、一曲はあえて新曲。
正直不安はありますが、試験の日がちょうど、入梅の時季にあたることもあり、
それにちなんだ曲を入れたいという気持ちが強かったのでした。
↑えー、結果的には「試験」であるという前提を考えれば、弾きこんだ曲に
 すべきであったと、これは反省点のひとつとしてメモしておきますです。


幸いなことに、ふだんのレッスンが試験前にちょうど3回入っています。
3曲それぞれ、師匠の濱田佳奈子先生に細かい注意点を受けることができる。
そう思っておりましたが、現実は甘くはなく──。(あたりまえ)
曲目ごとに課題が見つかり、それをこなすのに必死のありさま。
そんな中、竹内正実先生の「はじめてのマトリョミン合奏」クラスにて、表現方法や曲を
伝えることへのこだわりについてなど、こまやかな話を伺えたことは、
頭を整理していくうえでおおいなる助けになりました。

そんなこんなで、あわただしく一カ月が過ぎていき。
試験直前には、マンション内の会議室を借りて、曲ごとの練習、
さらにMCも入れた「通し」で、動画撮影をしながらの練習を数回こなしました。
(仕事や雑事との兼ねあわせでスケジュールを組んで、もうほとんど仕事化(爆))
その最後の練習の折、SHちゃんが陣中見舞いに来てくれました。
こんな素敵な差し入れとともに。↓
140601.jpg おいしかった~♪

本番には、夏めいたひとえ着物で臨むつもりでしたので、この日も着物で練習。
120601.jpg

さて、今回は聴き手にまわるSHちゃんに、通しで観てもらいます。
「MC長すぎ」、「二曲目の○○のあたり、音が曖昧」等々の的確な
アドヴァイスをもらいつつ、トータル17分間ほどでまとめる形に仕上がりました。
現段階では精いっぱい。あとは、当日の出来次第ということで……。

さあ、いよいよ明日が本番となりました。           
                           (つづく)

※マトリョミン
  「マトリョ」ーシカ+テル「ミン」=マトリョミン
  マトリョーシカの筐体に、テルミンとおなじ機能をもつ基板を組み込んだ、
  ちいさな電子楽器。詳細、マンダリンエレクトロン社にて。
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