ある日とつぜん、着物に目覚めたものの──、さてどうすれば? 迷いながら訊ねながら学びながらの着物日々記録。
*** 着迷いごと ***
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三月(みつき)の無沙汰
2010年 10月 27日 (水) 15:09 | 編集
いやはやな無沙汰ぶりでございます。
申し訳ありません。
この三カ月、いろいろなことがありまして……。
詳細は、「日々是」のほうに書かせていただきました。

じつは今年度も、スケジュール帳のほうには着物の着用回数を
メモしていたのですが、上のような事情で手控えを失うことに。
たしか6月までは、ひとつきに8~9回ペースで着ていたような。

今夏の酷暑にあたって、さすがに、着物を着る回数が激減しました。
扱いにくい麻帯を締める過程を、頭に浮かべるだけで汗が出てくる
気がしてあとずさり。

ですが、たしか8月でしたか、着物仲間・mimitara2さんが
やわらかい夏帯を涼しげに締めている姿を見て、「これなら」と
勇気をもらいまして。
そのときご一緒した灯屋2さんで、古いまま手を入れていない、格安夏帯を
一本、入手しました。(近くで見るとシミ多数(笑))
それでようやく、夏の麻着物を楽しむことができたのでした。
秋茜の飛ぶ、こんな帯。
001.jpg002.jpg
暑さは感じましたが、この組み合わせで出かけた日は、
いろいろな方に「涼しそう」と声をかけていただけました。
よかったよかった。

mimitara2さんとは、映画館~東京都庭園美術館という
充実したデエトを楽しみ、また別の日、SHちゃんと竹内正実氏の
テルミンコンサートに行った折も、この組み合わせで。

ちなみに、観た映画は「ぼくのエリ 200歳の少女」。
これは……、もし少しでも心の触手に触れるものがあるなら、ぜひ
観てください、と言いたい一作。
スウェーデンの、氷点下の冬を舞台に繰り広げられる、くらく、
青みを帯びた世界──。

映画は映画で素晴らしいまとまりでしたが、補完したくて後日、
原作「モールス」(ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト著/ハヤカワ文庫)も
読了。ヴァンパイアをとりあげた物語は、全世界に数え切れぬほど
ありましょうが、萩尾望都の名作「ポーの一族」に通底する、
少年・少女時代特有の残酷さ・純粋さが描出されていました。
(全世界で1500万部を売り上げたという、かの「トワイライトサーガ」
とは対角線上にあるともいえるかも。や、でも、こちらはこちらで、
原作・映画ともに、楽しんでますが(笑))

さて、いっぽう。
庭園美術館で開催されていたのは「有元利夫展 天空の音楽」。
この方の作品は、本の装丁やポスターなどの「平面」でしか目にしたことが
なかったので、実物を観たときは、かるく胸をつかれる思いでした。
こういう手法で描かれたものだったとは。

一部が剥がれ落ちた絵、乾漆を使った表現、静かにしずかに
舞い落ちる花びら。
絵でありながら、観ているうちに三次元の世界が浮かびあがり、
かすかな旋律が響いてくるかのよう。
心の奥底、やわらかな部分にそっと触れてくるような作品群でした。

いずれも余韻を残す、贅沢な残夏の一日でありました……。

本日より、またこつこつとUPしていこうと思います。
お気が向かれた折に、覗いてみていただければ幸いです。
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